ナノセラミド補修剤 NanoActive Repair

ナノセラミド(Nanoactive Repair)は、新しいセラミドナノリポソーム製剤(NanoLiposomal Repair)である。
Product Name:Nano Liposomal Ceramide;Nanoactive Ceramide;BioaActive Ceramide;Soluble Ceramide;Nanoactive Repair;BioaActive Repair;SymRepair 100
CAS:100403-19-8

説明:皮膚に関する研究結果によると、セラミドは皮膚角質層脂質の主な成分であり、表皮角質脂質含有量の約50%を占め、角質層の生理機能において肌を保護・保湿し潤すといった肝心な役割を果たしている。セラミド含有外用スキンケア製品を使用することで、アレルギー性皮膚疾患予防の目的を達成し、メラニン・肝斑抑制効果を実現する。天然セラミド構造と一致するセラミド-3を原料とし、ナノ伝送システム(NDS)により開発された30nm未満の粒径のナノセラミドは、溶解性及び適用性問題をうまく解決し、ナノキャリアに安定に封入させ、リン脂質、コレステロール、ステアリン酸などの皮膚天然角質層構成成分との協同作用により、バリアを修復する。

セラミド-3の構造

 

表皮の角質層におけるセラミドの主な役割:

  • バリア機能:セラミドが表皮から取り除かれる限り、皮膚のバリア機能が消える。
  • 接着機能:セラミドは、角化細胞間の接着性を大きく増強し、乾燥肌を改善し、皮膚の落屑を減少することができる。
  • 保湿力:セラミドは、水分子同士を結びつける力が強く、角質層における網状構造形成によって皮膚の水分を維持する。
  • アンチエイジング効果:セラミドは、乾燥肌、落屑、肌荒れ、クスミを改善し、表皮の厚さを増加し、肌の保湿力を向上させ、シワを減少し、ハリ感をアップさせ、肌の老化の遅延させることができる。
  • 抗アレルギー効果:セラミドは、角質層の厚さを大きく増加し、皮膚の耐性を向上させ、外部からの有害物質の侵入を抑制し、それによる皮膚アレルギーを防止し、顔の赤みを修復する働きを持つ。

しかし、以下のような肌状態によるセラミドレベルの低下が皮膚のバリア機能障害を引き起こす(総セラミドまたはある種のセラミドが50%以上減少)。

  • 老化
  • アレルギー性皮膚炎
  • 乾燥肌/冬の乾燥肌
  • ふけ
  • 心理的ストレス
  • 性別(年配女性は年配男性に対して)
  • 人種/肌タイプ

セラミドは皮膚脂質バリアを構成する最も主要な成分であり、皮膚バリア機能を修復することができる。しかし、天然セラミドの抽出も天然に等しいセラミドの合成も難しく、天然または天然に等しいセラミドは高融点(> 90℃)で配合しにくく、低濃度の場合は効果がなく、高濃度の場合は結晶化しやすいといった問題点によってセラミドの使用が制限されている。天然セラミド類似構造の新しい合成セラミドを原料とし、ナノ伝送システム(NDS)により開発された30nm未満の粒径のナノセラミドは、溶解性及び適用性問題をうまく解決し、ナノキャリアに安定に封入させ、リン脂質、コレステロール、ステアリン酸などの皮膚天然角質層構成成分との協同作用により、バリアを修復する。

研究によると、

  • 用量依存的な皮膚の損傷修復
  • 天然セラミドに匹敵する効果
  • 皮膚損傷防止効果
  • 修復効果
  • 優れた保湿効果

アレルギー性皮膚に対するセラミドの修復機能

脱脂豚皮の水透過流量(体外)を効果的に減らすセラミド

経表皮水分喪失量(TEWL)を効果的に減らすセラミド

適用分野:

  • スキンケア
  • ボディケア
  • フェイスケア
  • ドライスキンケア
  • 冬のスキンケア
  • 日頃の保湿ケア
  • アンチエイジング製品
  • 敏感肌用製品
  • 日焼け止め製品
  • 日焼け肌修復用製品

 

製品の使用:室温で入れ、推奨用量:5-10%。パン酵母β-グルカンリポソームなどの製品と併用してよりよい効果が得られる。

製品の保管:25℃以下の暗所で保管してください。